佐保川の魅力溢れる橋。
かっての下長慶橋は佐保川のもっと西側にあって現在の橋は佐保川の改修工事にしたがって新しく付け替えたものです。ということは今の舟橋通りは一直線にこの橋をわたっていますが、かっての舟橋通りはかなり奈良側から西へ向かい佐保小学校の側を通り一条通りの方へとでていたのでしょう。吉村長慶の寄付による下長慶橋は破損して残骸の多くは長慶寺に持って行かれ、下長慶橋と彫られた石碑は個人の所有になっているらしい。一応かっての下長慶橋ではないものの今も舟橋通りから下ってくる自動車の通る橋です。それと長慶橋が在ります(長慶橋と下長慶橋とがあってややこしいのですが)これは奈良女子大の佐保川側に在ります。こちらは幅が狭く自動車の通らない脇道に掛かっています。
名前 |
下長慶橋 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ

戦前の奇豪、吉田長慶さんが作った橋。ただし、元の橋は少し位置も違って石橋だったらしいですが、現在はアスファルトの車が通れる橋です。橋の西側、石垣に碑文が残されているほか、橋の下には100年以上前の幻の鉄道「大佛鐡道」の橋脚の礎石が残されています。