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名前 |
国中神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
県道から少し入ったところに鎮座する神社です。八十八ヶ所十三番大日寺の奥の院、国中寺の隣となります。御祭神は唯一真神、阿波国造祖神、他十二柱となります。唯一真神はなかなか謎だらけの神様で、調べても???でした。阿波国造祖神も???ですが、伊許保止命という神様が該当しそうです。他十二柱とあるのは、当国中神社は十二社詣りの一社となっており、天神七代の一柱となります。他の十一社の御祭神から考察して先の唯一真神を想像するのも楽しいかもしれません。神社入り口に「国中神社の歴史」が掲げられており、平安時代の創建であったり、戦国時代の豊臣秀吉の四国征伐で全焼したり、江戸時代の十二社詣りのはなしなどが書かれています。鳥居前には小さな水たまりがあり古い「神泉」の石碑や慶應年間の燈籠などが見られます。鳥居から石段の参道が伸びており、登りきると境内となります。社殿の拝殿には「一宮町東丁集会所」となっており、その奥が古い本殿となります。境内には万延元年百度石や宝暦六年燈籠、台座が丸タイプの古い地神塔と祠などが見られます。歴史を感じる事ができ、見どころも多く、たいへん良い神社を参拝することができました。