名前 |
千体摩崖仏 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
HP |
https://blog.goo.ne.jp/sekibutudaisuki/e/93202283ccc5ee07e102ffc7b3635ff8 |
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ

月ヶ瀬桃香野にはわかっているもので千体摩崖仏は十ヵ所以上に散在して在る(奈良市石造物調査報告書による)。比較的解りやすい道路沿いのものから墓地、住宅地、竹藪、耕作地の中など様々です。土地の人に聞かなければ解らないような場所も在りますが、親切に教えてもらいました。中には案内してあげようか、と言われた農作業中の老人もおられました。千体摩崖仏がこの地区に多くあるのははっきりしませんが、この月ケ瀬桃香野地区のものは室町末期の山津波の被災者の供養のためと言われています。また他所では石を他の建造物に使おうとする人々(権力者や領主などか?)があるため巨石の表面に佛を彫る事で石が切り出される事を防いだと云われている。この場所は月ケ瀬の重要文化財菊屋住宅下東側の道脇。室町期と江戸期の造立が混在している。