苗木城跡で発見!
穴観音の特徴
廃仏毀釈によって埋められた仏像が集められた歴史的な場所です。
岩に掘られた穴に隠された仏像の背景が興味を引きます。
山里の静かな場所でひっそりと佇む観音様の魅力的な景観です。
苗木城跡とその史料館を訪れた際に、存在を知り、その足で訪ねてみました。中津川藩の廃仏毀釈により、中津川には寺がない、ということを知りびっくり。穴観音の中にも仏像がありますが、まわりには、廃仏毀釈の際に壊されてしまった仏像が8体置かれているとのこと。
苗木城の史料館で道を聞きましたが、結局ナビに住所を入力して行きました(史料館の方ごめんなさい)。現場横の空き地に車を止めさせていただきました。ありがとうございました。歩いて数分で穴観音にたどり着いてしまい、「…ここで密かに観音様を拝んでたのか?」と思いましたが、明治の頃は道路なんてなかったんだろうなと思うと、アクセスが良くなるのと引き換えに風情は無くなる、という史跡特有のジレンマですね。現場は手入れがなされていて、地元の方のこの場に対する想いが伝わります。
山里の中にひっそりと佇む観音様です。廃仏毀釈によって壊された仏像等が安置されています。大きな岩の下に作られたお堂は非常にパワーを感じます。苗木城資料館にミニチュアが展示してあります。
ま、こんなもんか。
廃仏毀釈で埋められた仏像を掘り起こして集めて保護したそうです。岩の表面を伝って雨水が流れ込まないように岩に溝を掘ってあり、よく考えられています。苗木には寺が明治に再建した一軒しかなく、今でも葬式は神式で行う家庭が多いと聞いて驚きでした。中津川市のサイトに載っている住所の中津川市苗木609でマップの検索をすると全く違う場所に着いてしまいますので注意。道路沿いに車数台止められるスペースがありますが駐車場なのか分からず、長居無用です。
かなかな面白いです岐阜は奥が深くて面白い。
明治時代、廃仏毀釈から仏像を守るために、岩に穴を掘り隠して守ったという。負の遺産をしっかりと残していくことで、歴史を振り返ることができる。
名前 |
穴観音 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
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よく通るが、ぜんぜん知らなかった!