国の重要文化財、囲まれた歴史。
石造九重石塔の特徴
国の重要文化財に指定された歴史的価値を持つ地です。
集落の真ん中に位置しており、訪問者には独特の静けさが感じられます。
何気に訪れることができる地域密着型の史跡で楽しめます。
柵で囲われた狭い九重石塔。
小さいながらも屋根が9つ連なっていて、囲いもあります。九重石塔というと大層な建物のように思えますが、人間よりは大きいですが塔と言えるような大きさではなく、ましてわざわざ来るような場所ではありません。個人的には塔そのものよりも、農村の中にポツンとある感じで、なぜこんな場所に!?というギャップがいちばんの魅力かも。一応近隣の道路にも案内標識はありました。
何気によく訪れる場所。重要文化財と言うよりも周りに溶け込んだ風景の一部と言う感じ。朝霧の時や夕方に何となくいい感じに見える。
国の重要文化財に指定されています。高さ6.12メートルを誇るこの塔は鎌倉時代に建立されています。延萬寺にあったとされていますが、現在は延萬寺は現存していません。
集落の真ん中にぽつんとあります。高さは2.5mぐらい。野津町にある石塔の中では一番高い(?)と思います。
名前 |
石造九重石塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.4 |
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1267年に建立されたもので当時、この地にあった延萬寺の境内物であったと言われています。お寺は天正年間(1573~1591)に薩摩の島津氏が侵攻した豊薩戦争の侵攻で焼失したそうです 。その火災で唯一残ったのがこの塔だそうで塔の基礎は壇上積式、四面の格狭間には、東面に薬師、南面には釈迦、西面に阿弥陀、北面に弥勒の4仏が刻まれています。重要文化財、鎌倉時代中期 文永四年 1267年、凝灰岩、高さ 約6m