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名前 |
東仙寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
豆腐の仁保庵の向かいに立っているお地蔵さまの脇から山道を登って行きます。落ち葉が散り積もったなかなかの急坂です。東仙寺まで、10〜15分ぐらいでしょうか。途中に「祇園社」、東仙寺からさらに5分ぐらい登ると「三鬼様」があります。東仙寺は、慶雲元年(704年)奈良時代の高僧行基上人が創建しました。当時の本尊は十一面観音菩薩で、行基上人の手によって彫刻されたものと伝えられています。明応年間(1492〜1501年)に火災にあい焼失しましたが、明応8年(1499年)に再建されました。その時に造られた厨子は、室町時代の厨子としては山口市内唯一のものです。高さ2メートルの入母屋造り、禅宗様式の特色がよくでている本格的な厨子で、大内氏時代の様式を伝える極めて優秀なものです。現在のお堂の中に安置してある阿弥陀如来坐像は、今から800年前の平安時代の藤原氏後期に作られたものです。もともと船山八幡宮にありましたが、明治時代に東仙寺に移されました。