常磐公園で古墳探訪!
積石塚古墳の特徴
常磐公園の駐車場中央にある積石塚古墳です。
古墳時代前期に造られた貴重な史跡となっています。
眺望が良く、訪れる価値のある場所です。
古墳時代前期に造られている。これは、北方民族が故郷を忍び、眺望のよい場所に埋葬した豪族の古墳と思われる。(『新宇多津町誌』より)
眺望良い場所です!
駐車場の真ん中に存在するこんもりとしたこの丘は古墳だそうです。以下、説明板より積石塚古墳(聖通寺山古墳址)聖通寺山北峰頂上に立地するこの古墳は石を積み上げて墳丘を築造した積石塚である。一般の古墳は盛土で築造されているのに対し、積石による古墳は全国的ににも少なく特に古墳時代前期の積石塚の大半が讃岐に分布することから、早くよりその特殊性が重視されている。聖通寺積石塚の現状での墳丘規模は直径約12m高さ約2mであり東部分がやや膨らんだ楕円形を呈している。しかし、現状に至るまでに数回の積み直しがあったようであいり旧状は墳丘中央部がスリバチ状に窪んでいたともいわれる。東部分の膨らみは、この積み直しによる可能性が高く、墳丘の平面形態は円墳の可能性が強い。墳丘裾部や内部主体、また出土遺物等については不明な点が多いが、讃岐の他の積石塚と同様に古墳時代前期~中期(約四世紀~五世紀)頃の築造と推察されており、備讃瀬戸を一望し中讃海域の要所に立地することにより、被葬者はこれらの地域に」係深い有力首長ではなかったかと推察されている。また一方で、仙石権兵衛の投石によってできたという民間伝承でも有名な古墳である。昭和六十三年九月 宇多津町教育委員会・坂出市教育委員会。
古墳の中でも珍しい積石塚古墳が見られる。
名前 |
積石塚古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
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常磐公園の駐車場のど真ん中にあります。こちらの地方ではポピュラーな積石塚タイプの古墳で、一応上まで登れます。一番上にあるコンクリは、ベンチか何かなのでしょうか。