伊勢三郎義盛の伝説を辿る池。
鏡が池の特徴
伊勢三郎義盛の伝説が息づく池で、らせん状の水面が印象的です。
安中市教育委員会による看板が設置されており、歴史を感じる場です。
追い剥ぎとして知られる義盛の宿があった板鼻宿近くの貴重な遺跡です。
安中市教育委員会が看板立てていらっしゃいますが、管理にもっとご尽力下さいませんか❓
追い剥ぎ、強盗を生業とする伊勢三郎義盛は、板鼻宿に居を構え、旅人に宿を貸しては、悪事を重ねていました。その家に入る者を見ることはあっても、出る者を見ることはなかったといいます。そのため、彼の家に入る橋のことを、村人達は朝不見橋(あさみずばし)と呼んでいたそうです。その家に、奥州へ向かう源義経の一行が宿泊し、なぜか義盛は家臣となり、供の一人に加わります。鬱勃として自分を持て余していた義盛が、生きる目的を見つけたのかも知れません。この義盛という人物には謎が多く、のちに義経のもとで四天王の一人と言われるようになり、木曾義仲を打ち取ったとか、壇之浦の合戦の折り、平家の総大将であった平宗盛を生け捕りにしたとか、数々の武勇伝が伝えられています。なぜか前橋市にも屋敷跡があり、その辺りは近年まで伊勢町という地名が残っていました。最後には、落ちのびる義経にはぐれ、鈴鹿山に潜伏、発見されて自刃したとも、斬首されて曝されたとも言われているそうです。この館跡を訪ねてみましたが、なかなか見つからず、あきらめて帰ろうとしたら、畑のなかに「伊勢殿」の文字が!とても嬉しいめぐりあいでした(*^^*)
名前 |
鏡が池 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
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伊勢三郎義盛の奥さんが、身支度する時に水面を鏡代わりにしたと言われる池。葦が生い茂りフェンスに囲まれているので、水面は見えませんでした。