不動尊お堂の特徴
名前 |
不動尊お堂 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.0 |
千国街道沿いの山腹高台にあるこのお堂は、金山不動尊堂と呼ばれています。街道沿いの案内板によると、お堂内には大小さまざま含めて400本ほどの鍛造剣が保存されてきたそうです。さらに、狩野派による不動尊像の画軸が残されているそうです――ただし火災で一部焼けてしまっているようです。ということで、相当に古い歴史がりそうなお堂です。明治維新期の松本藩による廃仏毀釈政策によって、このあたりの寺院はあらかた破壊されてしいました。不動尊堂は、そういう寺院に付属するものだったのかもしれません。このお堂の脇にある伊勢社の別当寺院だったかもしれません。近所の老婆によると、お堂は40年ほど前までは村の集会場として利用され、お堂の催事には多くの人びとが集まってにぎやかだったそうです。30年ほど前にお堂の茅葺屋根の保守をしてくれていた近在の屋根職人が亡くなってからは、茅葺屋根は放置され、荒廃してしまったそうです。