和算の本が揃う、新しい書店の発見!
名前 |
算額 〈源治郎)圓満寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1531112870039/index.html |
評価 |
4.0 |
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最近 書店で 和算についての本を見かけますが。江戸時代に関孝和とか吉田光由による「塵劫記」によって日本独自の数学が、剣術の流派と似て競って発展しました。高校の日本史でこの二人の名前くらいが出てくる程度でそれ以上は受験のため西洋数学に追われてこの和算の内容については名前程度でほとんどの人は関心はなかったでしょう(西洋の数学も試験が終わると一生お目にかかることもないでしょうが)図形の証明も昔は中学校の教科で在りましたが、今は無いようです。この円や三角形の問題や今も小学校でするのかどうかは知らず。連立方程式を鶴亀算と称して習いました。江戸時代、この算額と言う形で自分の解いた問題を社寺に扁額として奉納しました。ここ帯解に住んでいたと思われる源治郎と言う人が奉納した算額が圓満寺に掲げてあります。今では問題を解くより漢文調の説明の方が難かも!円周率に関する円理と言う分野ではπ(パイ)を無限級数で求める方法を西洋の天才数学者オイラーより16年ほど早く関孝和の高弟 建部賢弘によって見つけています。参考文献 「江戸の数学和算」 小寺裕 「日本の数学何題とけますか 上・下」 深川英俊 ダン・ソロコフスキー 「和算の侍」鳴海風。