江戸の技術が息づく 槇築らんかん橋。
桝築らんかん橋の特徴
桝築らんかん橋は江戸時代の技術が感じられる立派な橋です。
中央部分が高く設計されているため、船が満潮時でも通行可能です。
石の板だけを使用した独特な構造が特徴的な橋となっています。
この橋の価値は当時の予算や架橋技術などを考えても今なお架かっていること思えば立派な橋である事は十分考察出来ますが、すぐ近くにある近代に作られた橋の橋脚を見ると、骨材に小さな石を使うべき所に、海岸で拾って来た大きな石を入れてコンクリートを節約すると言う手抜き工事が見られて面白いです。
桝築(ますつき)らんかん橋と読みます。明和年間(1764〜72年)に掛けられた石橋です。石炭や塩を積んだ船が通れるように真ん中が高く作られています。このあたりには、かつて同じような石橋が9つありましたが、当時の場所にそのまま残っているのはこの橋だけです。ただ、三田尻塩田記念産業公園内と山陽自動車道上り線佐波川サービスエリア内に撤去した石橋を移設し保存しています。
江戸時代に塩作りをしていた時に荷物を積んだ船が満潮時でも通れるように中央部分が高くなっています。
石の板だけで出来ています。橋の構造が不思議な感じで、渡って崩れないかとやや恐怖感を感じさせてくれます。
名前 |
桝築らんかん橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
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古いけど趣のある橋ですよ。渡るのはちょっと怖いけど…