浄保法師が祀る五輪塔へ、疫病からの救いを!
浄保法師五輪塔の特徴
地元の疫病を鎮めるために即身仏になった浄保法師を祀った場所です。
県道709号沿いの高台に位置し、訪れやすい立地にあります。
浄保法師五輪塔は供養のための重要な歴史的スポットとして知られています。
この地で流行った疫病から人々を救うために、自ら即身仏となった浄保法師(じょうほほうし)を祀られています。五輪塔に「貞享(じょうきょう)元年(1684)」の銘があります。時期的には江戸幕府の5代将軍徳川綱吉の時代です。
県道709号に出れば道路の高台に疫病に苦しむ村人の為自ら即身仏となった、浄保法師五 輪搭があり、道路から登れます。
かつて疫病から人々を救おうと、即身仏になるべく入定された僧侶が、この地で生まれたという浄保法師です。僧侶が、衆生救済を求め、生きたまま土中に“入定”する事を「即身仏」といいますが、東北地方では僧侶のミイラが多数残されており、その信仰が強かったのは知っていましたが、この地方にもあった事にはとても驚きました。車で走っていると通り過ぎてしまいそうなくらい、ひっそりと祀られています。
名前 |
浄保法師五輪塔 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
5.0 |
周辺のオススメ

疫病を鎮めるため、即身成仏になられた地区のお坊さんの供養の五輪塔。合掌。