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埼玉県指定の天然記念物。形成された時期と経緯は国指定の天然記念物「新田橋の礫岩露頭」と同じだが、構成する礫などが異なる。どこからどこまでが指定されているかはわからないが、現地に行くと主に二箇所(荒川右岸に近い所と流れの中の中洲)に礫岩の岩体がある。ここで見られる青岩礫岩は所謂角礫岩で、三波川帯の結晶片岩の礫が大量に含まれる。礫岩ができた約1500万年前頃は、古秩父湾の終焉につながった外秩父山地の隆起が起った時期で、隆起に伴って崖などから礫が供給され角が取れないまま礫岩になった。右岸のものは、鎌倉街道上道の赤浜の渡しの起点にあった「川越岩(かわこしいわ)」と呼ばれるものらしく、渡し可否の水量の目安になっていたらしい。アクセスは、寄居町汚泥再生処理センターを目指していくと良いだろう。そこまでは道路も広いので路駐もできる。そこからは、車がやっと一台通れるぐらいの農道なので、駐車スペースはないと思った方が… また、岩の周辺は全く整備されてなく、草をかき分けて入っていくことになるので、冬など植物が繁茂していない時期に。