須坂市で出会う六地蔵幢の魅力。
六地蔵幢の特徴
国指定重要文化財の六地蔵幢は、高さ233㎝の見応えあるタイプです。
六面石幢は安山岩で作られており、歴史を感じる美しい造形です。
周囲には『臼田』にも同様のものがあり、文化的な繋がりがあります。
石仏大好き人間として外せない所にやっと来ることが出来ました。500年をゆうに越える室町時代の文化遺跡だと思います。その当時から多分この街道沿いにあったのだと思いますが、よく残っていてくれてたものだと思います。車の通る直ぐ脇なので今後の風化、損傷が心配です。本当は囲い、風防などの保護が必要だと思いますが、時代と共に風化していくのも味だとも思います。地域の方々が如何にこの石仏を大切に保護、保存されてきたか分かりました。由緒書きも用意してあり、大変有りがたかったです。
須坂市で『六地蔵幢・ろくじぞうとう』を見掛け、アレ『臼田』にも確か在ったぞ。『六地蔵幢』とは何ぞや?石灯篭の灯をともす処に、六角柱に六地蔵が一体づつ彫られた石柱を収めた物。それを取り囲む窓が六面開いている。説明が難しいのでググってね。千曲川の右岸、昔の『佐久甲州街道』を旅した人は何を思って手を合わせたんでしょうか。
国指定重要文化財 六地蔵幢六地蔵幢は高さ233㎝、安山岩でできた六面石幢です。五百年以上欠損なく保存され、幢形全体の調和や保存状態が良いことから、昭和36年に国指定重要文化財に指定されました。龕部(がんぶ)は、六角の各正面に長方形の窓を貫通し、各窓から六体の像を拝めるつくりになっています。刻銘によると永享12年(1440年)に「迷色之師奥州住 秀鶴」の手によって彫られたとされています。地元では、諸国巡礼の奥州の僧「秀鶴」が入沢を訪れたとき、堂守りの尼僧に恋をした。しかし、僧侶の身ではかなわぬ恋と悟り、煩悩を断つために六地蔵幢を造り、供養してこの地を去った、という話が伝えられています。
名前 |
六地蔵幢 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
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一度ゆっくりと見てみたいと思い、羽黒下駅🚉に車を停めて来訪しました。かなりの歴史あるお地蔵様たちのようですね(*'-'*)本当に道沿いにありますので、車等の事故に巻き込まれないか、少し心配になりました(゚-゚)!駐車場はありませんでしたので、天気の良い日に、駅から散策がてら来られるのが良いかと思います。歩き慣れてないと、少し距離あるかも知れませんが(^_^;