老母石神社でおばいし参拝。
老母石神社の特徴
老母石神社は多伎都比古命を祀る伝説の地です。
磐座には陽石と陰石が設置されており、神秘的な雰囲気があります。
降りる道の草が生い茂っており、訪れる際は注意が必要です。
磐座が礼拝所です。
社が有りません。本物です。
道から降りていきます。
夏に訪れたら、降りる道に草が凄く生い茂って下に降りるのに躊躇しました。
立石神社から南西800メートルの位置に老母石(おぼいし)神社がある。立石神社の御祭神である多伎都比古命(たきつひこのみこと)の姥(うば)を祀った所といわれている。 鳥居も社殿も何もない広場に、地面に埋まった1メートルほどの小さな石と、少ししっかりした木の柵で囲まれた石が祀られている。2つの石は陰陽の対になっているとか、小さいほうが老母石であるとか言われているが、詳しいことはわからない。この場所は、主要道路の三叉路になっているので、賽の神としての磐座信仰であったのではないだろうか。 また、私が注目したのは、磐座を囲んでいる角石に盃状穴(はいじょうけつ)が数多くみられることである。盃状穴は、石を少しずつ削って窪みを作ったもので、再生や不滅の信仰として世界中で見られる。日本では縄文時代から磐座に彫られていたものが、古墳時代に棺に彫られるようになり、昭和初期まで神社の手水石や灯篭等に彫る事が続いていた。子孫繁栄や死者蘇生を願ったものと考えられている。 磐座を囲んでいる角石は、そう古いものではないので、つい最近までここで盃状穴信仰が続いていたのではないだろうか。
平成29年4月20日 参拝。
名前 |
老母石神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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HP |
https://www.city.izumo.shimane.jp/www/contents/1347411393274/html/common/5d146ac11512.html |
評価 |
4.0 |
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老母石神社 磐座 多伎都比古命の連れて来た姥(うば)を祀ったものまたは、賽の神とも言われているよう 道路から降った旧道に祀られた2つの石 高い場所の石が 陽石 、地面に埋まった石を陰石とも言われる 地元では おばいしと 呼ばれる 出雲市坂浦町。