宍道湖を望む歴史の神社。
布自奈大穴持神社の特徴
玉造の山にあり、宍道湖を見渡せる神社です。
駐車場は坂の上の上がり口にあり、台数が限られています。
古社ならではのロマンを感じる、落ち着いた場所に位置しています。
布自奈大穴持神社(ふじなおおあなもち) 松江市創祀年代は不詳です。出雲国風土記(AD733)に、「布自奈社、同布自奈社」と記載されています。一般には、前者を当社・布自奈大穴持神社、後者を境内にある布自府神社と考えられています。大穴牟遅神(大那牟遅神)は大国主神(大国主命・葦原色許男神・八千矛神・宇都志国玉神・大物主神・大国玉神等)の別名の一つです。留意して欲しいのは、参道横のやや高いところに祭られている摂社(画像参照)が布自奈神社(ふじあな神社)です。布自奈神社(ふじな神社)の主祭神は、事代主命です。事代主命は、出雲国譲りの際に、大国主神に代わって国譲りの言葉を述べたため、託宣の神とされています。同じ鎮座地にあつて、主位・客位の関係にありましたが、 現在は主位の社が摂社となつています。当然この小さな摂社は式内社です。
玉造の山にある神社、宍道湖が大きく見えます。
【比定社】🅿なし上がり口の道路脇に停めることは可能。
場所はかなりわかりづらく、駐車スペースは坂の上がり口に2台置ける(頑張れば3台)くらいです。でも、このくらいのほうがきっと神様も静かに祀られてよいのではないかと思います。めのうなど、昔の玉造で使われた石がとれた「花仙山」の中腹…になるのでしょうか。玉造部の古代を感じる、山らしい静けさがありました。
分かりにくい場所ですがきれいにしてあります。
近いメイン通り(県道)からの案内板も無ければ、現着してからの駐車場もない古社だけど、往時眼下には今より遥かに大きな水辺が拡がり水運で栄えていたかと思うとロマン。農道であり林道であり作業道路であり獣道でもある。マナーを守ろう。
布自奈大穴持神社(ふじなおおあなもちじんじゃ)【比定社】布自奈社【祭神】大穴持命【住所】島根県松江市玉湯町布志名字宮山151【備考】式内社・布自奈大穴持神社に比定平成28年5月13日 参拝。
風土記の「布自奈社、同布自奈社」の前社に相当する。集落より離れた山の中腹の神社。境内より宍道湖一望できる。境内社に式内布自奈神社がある。布自奈大穴持神社と境内社に布自奈神社とはもとは逆であり、いつの時代にか入れ替わったという説もある。
布自奈大穴持神社(ふじなおおあなもちじんじゃ)【比定社】布自奈社【祭神】大穴持命【住所】島根県松江市玉湯町布志名字宮山151【備考】式内社・布自奈大穴持神社に比定平成28年5月13日 参拝。
名前 |
布自奈大穴持神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
HP |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-shimane/jsearch3shimane.php?jinjya=29698 |
評価 |
4.1 |
周辺のオススメ

マップを信じて登っていくと入口らしき分岐があります、マップには載ってませんが航空写真にすれば判ります。舗装路ですが砂防工事などで通行止めがあったりしますので小型車以下で無いと苦労をします。