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名前 |
元宮跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
当地は、若宮氏館跡の西北部に臨接し、若宮氏の歓進した八幡神社の元宮があった所とされています。応永7年(1400年)頃の創建で、祭神は応神天皇です。長く武をもって知られた若宮氏は、出陣の度に武運の長久をこの宮に祈願し、日常も崇敬の念を怠りませんでした。永禄年間(1558年から1570年)、社地が狭くなったため、若宮氏はこの地より約百メートル西方に社領を寄進し、そこに社殿を造営して移転しました。以来約四百年間、現在の八幡神社が存続してきました。そして、この元宮跡を「どじょ野」と呼び、聖地として不浄の物を近づけぬよう村民は心がけてきました。なお、当地の言い伝えによると、この地内に不遠慮に入るとにわかに腹痛が起こるとか、また、地中に黄金の鶏が埋まっていて、元旦には向かって声高らかに時をつくった、などと言われています。