昭和11年の歴史、牧田宿の心。
江戸時代、名古屋・伊勢方面から関西・北陸方面に、荷物を運ぶルートとして九里半街道を利用された二軒の問屋【五井家】が牧田宿の中心となっていた。この旧郵便局はかつて【五井家】が運営していたと言われます。すぐ右隣には【五井家の石垣】があり、今でも現役で民家があり在住されています。手前には五井家が使われたとされる馬を停める為の【馬つなぎ石】があります。伊勢街道の宿場町【牧田宿】の位置に当たります。この地は九里半街道とも言われ、その宿場町としてにぎわった牧田宿の街道沿いには馬頭観音や常夜灯などが今も残る数多の史跡の残る街道となっております。関ケ原の合戦より『島津の退き口』の通過ルートでもあり、北には【島津豊久碑・鳥頭坂】があり、そのままカーブを進むと【長寿院盛淳墓・琳光寺】があります。
名前 |
五井家の旧牧田郵便局 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
5.0 |
周辺のオススメ

旧牧田郵便局は、昭和11年に建築され、昭和42年まで実働していた建築物。瓦の改修はされていますが、鬼瓦などの役物には逓信マークを正確に残して再現されているようです。利活用はまだまだのようです。建物前には馬つなぎ石があります。この建物を含むこの地区(五井家と九里半街道)を大垣市景観遺産として平成23年に指定されています。