九戸城で感じる静かな歴史。
九戸城跡の特徴
100名城で訪問しました。スタンプはガイダンス施設にて押印できます。スタッフの方がいないと押印出来ません。夕方は早めに終わってしまう様なのでご注意ください。駐車場はガイダンス施設の横にあります。城址までの行き方がわかりにくいので案内の地図をもらった方がスムーズです。スタッフさんには丁寧に説明していただけました。2022年9月現在、城跡周辺は工事中となっており、本丸跡も含め立ち入り出来ませんでした。周りは凄くキレイに整備されている様ですので、工事が終わってキレイになったら再訪しようかと思っています。
県道から入って三の丸の案内所から本丸跡まで進もうとしましたが城跡周辺に沿って二の丸入口から入りました。天守や門はありませんが、とても広くて美しい敷地内には旧跡毎に案内板があり往時を偲ばせてくれます。
凄惨な戦があったとは思えないほど現在は静かで平和な雰囲気です。ゆっくりと散策したくなるような城跡でした。建造物はありませんが、天正19年の石垣が残されています。実際に訪れてみると自然の地形を利用した、堅牢なお城であったことが感じられます。本丸跡はまだ整備中で入ることができませんでした。ガイドハウスにある案内冊子は無料ですがとても充実していました。九戸政実の漫画はわかりやすいです。全体の整備が終わった際にまた訪れたいと思います。
ガイドハウス自体は殆ど何もありません。が、九戸城は個人的にとても好きな場所です。戦国時代の武将である九戸政実が築城。高橋克彦さんや安倍龍太郎さんが彼を主人公にした小説を書いています。奥州では南部家の跡目争いや津軽の独立、伊達政宗の台頭、国内では本能寺の変や小田原評定等、話題に事欠かない時代の人物でいつか大河ドラマにならないかなぁと夢見ています。全国的な知名度は低いですが、実質的な豊臣秀吉の天下統一は九戸政実の乱の制圧をもって成されたと思っておりますので、過小評価されている人物だと感じます。政実亡き後は南部信直が福岡城と改めて本城にしますが、未だに九戸城と呼ばれてるのは当時から領民が九戸政実を慕っていたからとか。九戸村には九戸政実の首塚もありますので一緒に巡られる事をオススメします。
秀吉に討伐される以前この地を統治していたことを知りました。野面積みの石垣に囲まれた本丸跡にかつては堅固な城であったことを偲ばせていました。虎口に立てばそこには確かに城門があったであろう枡型や城の周りには濠跡もみられました。栄枯盛衰、兵どもが夢の跡の城跡です。
空堀、土塁が綺麗に残っています。
201008登城秀吉の命により、歴史ドラマの常連の様な武将が多数参戦し攻撃した城。
発掘調査中ですかね。更地みたいになっててこれからどうなるのかすごい心配ですが工事でほとんど見れなかったのでガッカリ。
ただいま城内工場中です。お城廻りの草花がすばらいです。たくさん咲いています。
名前 |
九戸城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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堀や土塁ののころかたが良かったです。なかなか迫力があります。