小樽の歴史感じる旧三井銀行。
旧三井銀行小樽支店の特徴
旧三井銀行小樽支店は、歴史を感じるレトロな建物です。
銀行建築ながらプロジェクションマッピングを楽しめます。
小樽芸術村の中心として、文化的価値が高いスポットです。
小樽芸術村に旧三井銀行小樽支店が含まれることを知らずにふらっと見学いたしました。亡き父が昭和一桁生まれの銀行員でしたので、銀行の本店のロビーのようで、懐かしく父の姿を思い出しました。重厚で厳重な金庫や、大理石を遇らった受付。銀行員がバンカーと呼ばれていた時代。「北海道の心臓」「北のウォール街」と称された小樽の当時の様子が透けて見えるような気がしました。ステキなプロジェクションマッピングがあり楽しめましたが、出来れば、小樽の街の当時の映像などを使って、小樽の街や港や人々のエネルギッシュな姿を見てみたかったなあと思いました。説明の年表などあったのかと思いましたが、当時の様子を映像で見ることができれば、小樽の印象はより強いものとして心に刻まれたと思います。
旧三井銀行小樽支店(重要文化財)小樽の栄華を映す、歴史薫る銀行建築。ベンチに腰をおろし松月堂自慢の逸品『生どら焼き』凍らせた生どら焼きを半解凍で余市産のラズベリーを使用した『小樽美人生どら焼きラズベリー』は、甘酸っぱさと小豆の甘みが絶妙。
北のウォール街をなす、代表的建築物の一つで1927年築、小樽で初めての鉄筋コンクリート造り。正面の5連の大きなアーチとファサードが印象的重厚な石積みのルネサンス様式の外観と、吹き抜けに回廊がめぐり、天井の石膏造りが美しい内観。凛とした趣の中、優雅な意匠の数々がある。小樽で最初に市街地ができたのは勝納川沿いの信香町近辺だった。1870年には開拓使小樽仮役所がここに移転してきた。これが後に札幌に移転して北海道開拓使(本府)となった。こうして、小樽では早くから北海道の中心としても発展してきた。1879年になると、道内初、国内3番目の鉄道(手宮~幌内)が開通。このころ、小樽の中心は入舟以北の地域に移動。その10年後以降になると、色内から手宮まで埋め立てが進み港湾整備が本格化していった。そして1899年には国際貿易港に指定された。道内内陸部への鉄道網の拡大と、小樽の港湾の充実。こうした要因により、小樽は道内各地から石炭をはじめとする産物が集まる集積地として発展、輸出入が盛んになり、商社が多く開設されるようになった。さらに、日清戦争と日露戦争が勃発した際には、石炭の需要が高まり、第一次世界大戦では北海道産の豆等の穀物が好景気になり、国際的にも商都として知られるようになった。当時、小樽の中心市街地は港に近い色内町周辺に移動しており、商業の中心地もこの近辺になった。1893年に小樽派出所(1897年出張所、1906年支店)を開設した日本銀行を中心に、全国各地の都市銀行の支店や出張所が軒を連ねることになった。※一般に旧三井銀行や旧拓殖銀行、旧三菱銀行などが並ぶ、色内大通周辺と言われる北のウォール街は、かつて小樽米穀取引所のあった現産業会館から日銀を結ぶ、現・浅草通線や商業会議所(旧・商工会議所)のあった、現・水道局から花園銀座街までのく嵐山通までの広い範囲だったのではないかという説もある。・進出した銀行日本銀行小樽支店 (1893年派出所進出)旧北海道拓殖銀行小樽支店 (1901年進出)旧三菱銀行小樽支店 (1922年進出)旧三井銀行(三井住友銀行)小樽支店 (1880年出張所設置)旧日本商業銀行(安田銀行)小樽支店 (1896年進出)旧中越銀行(北陸銀行)小樽支店 (1912年進出)旧横浜正金銀行小樽支店 (1922年出張所進出)旧不動貯蓄銀行(日本貯蓄銀行・協和銀行)小樽出張所 (1917年進出)旧函館山田銀行小樽支店 (1883年進出)旧田中銀行小樽支店 (1889年・1898年進出)旧屯田銀行(北海道商業銀行)小樽支店 (1894年進出・1893年本店)旧北海道貯蓄銀行小樽支店 (1906年進出)旧樺太銀行小樽支店 (1914年進出)旧北海銀行(第一銀行)小樽支店 (1889年進出)旧函館銀行(函館百十三銀行)小樽支店 (1907年進出)旧第四十四銀行小樽支店 (1878年進出、小樽初の銀行支店)旧第四十四国立銀行(第三国立銀行)小樽支店 (1879年進出)旧第六十七国立銀行小樽支店 (1879年進出)旧第二十銀行(第一銀行)小樽支店 (1887年進出)旧第十二銀行(北陸銀行)小樽支店 (1899年進出)旧第四十七銀行(北陸銀行)小樽支店 (1907年進出)旧第三十三銀行小樽出張所 (1884年~1890年)旧第百十三銀行小樽支店 (1913年進出)旧第七銀行小樽出張所 (1915年進出)・設立された銀行旧小樽貯蓄銀行 (1895年設立)旧小樽銀行(旧北海道銀行⇒現北海道銀行とは別) (1897年・旧余市銀行が移転)旧中立銀行(小樽銀行) (1901年設立)旧稲敷商業銀行 (1907年・茨城から移転)旧泰北銀行 (1914年・札幌から移転)旧小樽無尽会社(北洋相互銀行を経て北洋銀行へ) (1917年設立)
小樽芸術村の旧三井銀行小樽支店(重要文化財)を観てきました。国の重要文化財に指定された銀行建築、北日本随一の経済都市繁栄をしのばせる美しい造りで1927年当時欧米で流行した様式を洗練された意匠で取り入れています。丁度、プロジェクションマッピングが天井に映し出され鑑賞しました。地下の貸金庫等普段見ることの出来ない所を見学出来ました。(2024/10/11鑑賞)
小樽市内には旧銀行だった建物が数多く保存、展示されています!とても立派な建物というのが印象です!ここでは、大金庫や貸金庫、良く考えられたセキュリティ対策などを見ることができます!毎時30分に、天井に写し出されるプロジェクションマッピングは、天井の広さや形などが最大限に生かされており、四季を表す絵柄は、とても綺麗です!約7分間の投影ですが、見応えがあります!
レトロな歴史的建造物。大きなな金庫の中に入れたりとなかなか興味深いです。天井にプロジェクションマッピングが上映されるのですが、これがなかなか良かった。広い真っ白な天井一面に美しい映像と音が流れます。7分の上映時間ですが、夢の中にいるような気分になりました。ここに来たら、ぜひ、このプロジェクションマッピングを見てください。
20230718訪問。オススメは金庫と会議室。会議室は「華麗なる一族」の撮影に使用。天井にプロジェクションマッピングを開催中。
見るところが多くないですが、とにかく広いです!そしてスタッフのお姉さんがすごく面白い人なんで、紹介を聞くだけで楽しかったですー。
2023年2月中旬訪問 決められた時刻に天井でプロジェクションマッピングやってます。
名前 |
旧三井銀行小樽支店 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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建物自体も結構古く歴史感のある良い建物でした。