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名前 |
豊受大神宮 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
増毛町史、新増毛町史のいずれにも記述がない神様です。豊受姫神【とようけひめのかみ】という神様だそうで、日本神話に登場する女神とのこと。別名は豊受(とゆけ)の大神ともいわれ、食物の神なのだとか。天照大神のお食事を司る神様で、衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。神殿こそありませんが、下水道管理センターの敷地に隣接して、二柱の石碑が祀られていました。石碑には昭和30年(1955年)に建立されたとあり、2022年8月30日に訪問したところ、20人くらいが集まって、祭典が行われていました。今も管理されているのは間違いありません。あまり聞かない神様ですが、開拓者の出身地によって、全国から様々な神様が集まっているのが、北海道の特徴。日本海側は、ニシン漁の影響を受けているせいか保食神が多く見られ、豊受姫神もまた食物の神様です。漁師か、あるいはもしかすると、農家の開拓者が祀ったのでしょう。正史に載っていないとはいえ、それなりに歴史もある様子で、寺社巡りの人にはオススメです。駐車場はありませんが、交通量の少ない場所ですので、訪問は比較的容易だと思います。