俳聖殿で感じる松尾芭蕉の優雅。
俳聖殿の特徴
松尾芭蕉生誕300周年を記念して建てられた建物です。
外観は芭蕉の旅姿を模して優雅にデザインされています。
国指定重要文化財として歴史的な価値があります。
2025/6/7長い間名張といく伊賀地区で生活していますが、初めて来ました。思っていたより立派な建造物なので、多少なる感動を覚えました。
国指定重要文化財『俳聖殿』伊賀国阿拝郡(現、三重県伊賀市)出身の松尾芭蕉の生誕300年を記念して昭和17年(1942)に建てられたもので、外観は松尾芭蕉の旅姿を模したとされ、上層の屋根が笠、その下部が顔、下層のひさしは蓑と衣姿、堂は脚部、回廊の柱は杖と脚だそうです。内部に安置されている伊賀焼の芭蕉坐像は芭蕉祭(芭蕉の命日である10/12)で公開されますちなみに「俳聖」とは→古今に並ぶもののない優れた俳諧の名人、特に松尾芭蕉のことです。
芭蕉の生誕地として、記念に建てられた 建造物で、優雅な造りでした。「古城や 蛙みかけぬ 壕の中」
松尾芭蕉の生誕三〇〇年を記念して昭和一七年に建てられた木造建築物です。他に類例のない独特な外観は、松尾芭蕉の旅姿を模したものとされています。建築を主導したのは地元の大物政治家であった川崎克で、建物中央に安置されている伊賀焼の松尾芭蕉像も川崎の作とされています。川崎は昭和一〇年に上野城の天守台に模擬天守(伊賀文化産業城)を建てたことでも知られています。建物は閉扉されているものの、格子戸ごしに特徴的な建物の構造と、上述の松尾芭蕉像をじっくりと鑑賞できます。上野公園(伊賀上野城址)にある唯一の国指定重要文化財建築物だったりします。遠路はるばる訪れるには微妙な見ごたえながら、上野城の高石垣とあわせてであれば十分に満足できます。
名前 |
俳聖殿 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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松尾芭蕉生誕300周年を記念して1942年に建てられたといわれる木造建築物。