伝最澄作の地蔵菩薩と静謐な永昌寺。
永昌寺の特徴
永昌寺の御本尊は平安時代作の地蔵菩薩立像です。
参道の入り口には天満宮の鳥居が立っています。
静かな雰囲気の中で文化財を堪能できるお寺です。
たぶん、一度写真を投稿したと思いますが、何しろあちこち行っているので、失念していたかも知れない。というのも先だって飯道寺でもらった飯道山系ハイキングマップのなかに、たまたま永昌寺の紹介があったので、見過ごしていたかと思い、今日マップのお世話で道案内してもらいましたが、途中で気がつき、ナビを放棄して別の場所に向かいました。ここは山系ハイキングマップによれば伝教大師最澄の開基と伝えられる天台宗のお寺さんで、本堂の屋根は傷んでいるようですが、かなり有名な木造の地蔵菩薩立像があって、確か拝観料を出さないと拝めないのですし、団体さんでないとなかなかみせてもらえないようですが、時には遠来の熱心な人がいて、その団体相当額を個人で出しても拝観したいということだったと思います。この像は入手したハイキングマップによれば平安時代に創られた檜の一本造りで、最澄の自作とも伝えられていると…また安産の守り神として今も信仰は厚いと、天満宮のすぐ近くですね。
静かなお寺です。
参道の入り口に天満宮の鳥居があり、途中永昌寺があり、奥に天満宮がありました。
名前 |
永昌寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
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玉応山永昌寺といい天台宗のお寺で御本尊は伝最澄(伝教大師)作の地蔵菩薩立像(平安時代の作)になり国の重要文化財に指定されています。綾野天満宮の別当寺で当初は日光山輪王寺宮の直末寺であった、享保年間(1716年~1735年)に南にある飯道山智積院の僧の霊澄の代に比叡山延暦寺の末寺となったと伝えられる。永昌寺の南方に仰ぐ飯道山は古来修験の地として栄えた、永昌寺もまた係累として歩んできた形跡が仏具や堂宇に見ることができる。甲賀のお寺は伝教大師最澄が比叡山延暦寺の建立にあたっての建築用材をこの地に求めた来た際に創建されたと伝わるお寺が多い、御本尊の地蔵菩薩立像もこの時期に作られたと伝わっている。御本尊は子安延命地蔵菩薩と呼ばれ本堂裏の収蔵庫に安置されていてぐるぐるとした衣紋が珍しい像で全国的に有名です、像高百五十六センチメートル檜の一木造りです。