雪野山の古墳群を探訪しよう!
八幡社古墳群の特徴
雪野山東麓に広がる、19基からなる古墳群を楽しめます。
珍しい石室を持つ前方後円墳を間近で見学できます。
近江の自然とともに、古墳が群れて存在する景観が魅力です。
駐車場からフェンスのような扉を開けて入るとすぐに1つの前方後円墳に3つの石室のある珍しい古墳が見られます。石室の内部に入れて中も見られ、古代のロマンが感じられます。古墳群の名の通り、周囲に小さな古墳がたくさんあり、むき出しの石室跡なども見られます。すぐ横の八幡社(神社)との間の石段を上っていくと山頂に雪野山古墳跡がありますが看板のみのようです。
前方後円墳1基と円墳18基の合計19基からなる古墳群。山の上から山裾にかけて谷あい地に分布。その内山裾の12基が滋賀県指定史跡。特に前方後円墳(46号墳)は横穴式石室が3つあり、北側の石室は奥で横に曲がっていて特異な古墳です。説明板より。実際に3つの内2つは中に入れます。他にも石室むき出しの古墳など、しっかり見ることが出来ます。行って損はないです。
見応えのあるたくさんの古墳群を見学できました♪
17 基の古墳からなる後期古墳群、200基以上の古墳が造られている雪野山東側の麓に位置する。築造時期は6 世紀中頃から 7 世紀初頭。46号墳(前方後円墳:全長21m)以外はすべて円墳。雪野山歴史公園北側にあり、横穴式石室が見学できる。
近江の山々の裾野には古墳が群れるように存在しているが、ここは間近に近接して小さな古墳がボコボコと「群れて」いる。こういった光景を見て思うのは、どうして近江には巨大な前方後円墳のような古墳がなくて、こういった小さな円墳が群れるように存在するのか、ということ。これは私の想像だが、近江という土地は温暖で平野が広がりものなりがよく、また鈴鹿山系を水源とした川筋が豊かで水に恵まれ、琵琶湖もあって魚介にも恵まれていて、強大な支配者の元でまとまって国を作る必要性がなかったためじゃないか。つまり強大な権力者、リーダーが必要になるのは他の集落からの攻撃から防衛するため、反対に食料が乏しくなったときに他の集落から奪うためじゃないか。それが近江という土地はみんな豊かであったために争いあう必要がなく、小さな豪族の元でまとまるだけで終始して、大和で強大な王権か確立したために小さな単位のままでそれに臣従してそのまま大和朝廷を支える立場に移行したのではないかな。
神社に登る手前に、古墳があります。雪野山とその周辺には史跡が多いです。
名前 |
八幡社古墳群 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.shiga-ec.ed.jp/www/contents/1438304524592/html/common/other/55d173d3045.pdf |
評価 |
4.6 |
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湖東地方の雪野山東麓に営造された古墳時代後期の古墳群が間近にみられます。前方後円墳の46号墳は石室3基が開口しており中にはいることもできました。八幡社も素敵な神社さんでした。