斉明天皇と御前塚の謎。
牽牛子塚古墳の特徴
八角形の古墳は全国でも珍しく、見晴らしが素晴らしい場所です。
有料エリアの石室内は昔を思わせる歴史的雰囲気があります。
斉明天皇の御陵ではないかとの説がある興味深い古墳です。
5/24初訪問。土日ならボランティアガイドさんを通じて石室まで入れます。説明してくださいました。事前にじゃらんから申し込みしておきました。行かれる方はご活用された方がさらによくわかると思います綺麗に八角形に復元されています。また、めっちゃでっかい蛇🐍青大将が出てきました。噛まれても大丈夫らしいですが、お気をつけくださいませ。飛鳥駅から徒歩で15分くらいです。
何かの基地かと見まごうような、他を圧倒する八角墳。明日香に行ったら必見です。飛鳥駅から徒歩15分のほぼ上り坂。駐車場は無く、近くに車を停める適当な場所も無いので、自転車か徒歩に限定されます。
牽牛子塚古墳(けんこしづかこふん)。漢字に馴染みがなくて読めませんでした。人里離れた静かな場所にあります。古墳にも流行りがあったのですね。公園のように綺麗に整備されていてその頂上に古墳があります。丸い古墳と違ってピラミッドを思わせるその造りが興味深かったです。権力の誇示を感じられました。何より、周りの景色が素敵でした。
谷を丸ごと支配する、見事な八角墳。土曜日の午前に飛鳥駅に隣接するレンタサイクルを借り、一発目に牽牛子塚古墳へ。もし、レンタサイクルをお借りになるなら、絶対に電動自転車をおすすめします。この日、飛鳥古代史探訪で約10km程、走ったのですが、アップダウンが多く、ノーギアの人力自転車だと大変だった思います。で、牽牛子塚古墳。たまたまおられたガイドさんのご親切で、3分程度の紹介動画を見ることもできたし、ガイドさんお手製のガイドブックを見ながら、いろいろと詳しいお話も伺えました。もともとは30cm角の石で拭かれていたが、修復にあたって、30✕60cmに変更されているなど、他のどこにも書かれていない情報を伺えましたし。地元の方ならではのプライドもおありになるのでしょう、被葬者の話になった際、「斉明天皇」と断言されていました。それはそれで微笑ましく、“そうですよね”と相槌を打ちました。牽牛子塚古墳を堪能したあとは、益田岩船に向かいました。
ピラミッドみたいな古墳一部の石がみつかりそこから再現した古墳無料だが無料駐車場が少し離れてる面白いがマニア向け?営業時間などなさそうなので日帰り観光の締めにいいかも。
丹波佐吉さんの石碑を探しに行った際に近くに牽牛子塚古墳があるとのことで足を伸ばしました。三段の八角墳の復元で、綺麗な佇まいでした。斉明天皇陵の可能性が高いそうですが、確定ではないそうです。八角墳がアサガオの花のように見えることからあさがお塚とも呼ばれていたそうで、そこから漢方であさがおの種を指す「牽牛子」という名前がついたそうです。夏になると牽牛子塚古墳の近くにアサガオ畑も、植えられているのだとか。石室の中にビデオ動画が放映され説明を視聴することができます。また、パンフレットも置いてました。
全国で15例ほどある墳丘が八角形の古墳時代終末期の墳墓です。政治の中心地だった飛鳥地域に多いです。歴史研究者の間では斉明(皇極)天皇と間人皇女との合葬陵墓として有力視されています。宮内庁では斉明天皇陵は越智崗上陵なので観光用に整備できたようです。白い墳丘とバリアフリーでクネクネ道が印象的な所です。駐車場は陵墓近くにありますが観光客は使用できず西側「アグリステーション飛鳥」、東側「道の駅飛鳥」「臨時駐車場」の無料駐車場からの徒歩です。自転車だと直ぐ近くに止められます。建設費の回収目的なのでしょうか?春と秋の土日祝日には石室前に降りれたり紹介映像が見学できる有料見学もあります。現地を訪れると三方に囲まれた風水思想を取り入れた陵墓であることが良く分かります。自然石ではなく加工された葺石が再現された現代アートのような墳丘は保護カバーだそうでUFOにも見えました。鏡餅のようにこんもりとした墳丘が好みなのでちょっと馴染めない感ありです。出土品は橿原考古学研究所附属博物館で展示しています。
登るのに多少キツいですが見晴らしが素晴らしい。そして高貴な方のお墓だと思わせる立派な作り。ボランティアガイドの方の説明も力が入ってました。
2023.11.05この古墳はなかなか衝撃的な外観だ。道を曲がると小さな山の中腹に整備された古墳らしきものと、ひときわ目立つ頂上の白い石。発掘調査後は遺跡公園として整備されている。八角形の墳墓は天皇のものとされ、斉明天皇の陵墓ではないかと言われているようだ。コンクリートのように見えた白い部分は、凝灰岩が貼られているもの。つまり昔は白い貼石が表面に貼られていたそうだ(元は二上山から切り出した石だったようだが、復元は別地域の石)。飛鳥から見ると朝日を浴びてさぞかし美しい眺めであろうこのような化粧石はピラミッドでも施され、建設時はピラミッド全体が覆われていた。日本でもこのようなものがあるとは知らなかった。
名前 |
牽牛子塚古墳 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.2 |
周辺のオススメ

斉明天皇と間人皇女が合葬されたとされる小市岡上陵の可能性が高い古墳。前から訪問したいと思っていましたが、ようやく念願叶って訪れることができました。感想は、本当にこれは実際に訪れて見学した方がいい。「特別エリア」の有料見学を事前に申込むと石室の中まで見ることができます。ボランティアの方の説明もお上手で貴重な体験になりました。これで500円とはお得です。日本書紀の記載内容に一致し、古墳の形状や地名、地元の伝承に照らしても斉明天皇陵である可能性が高いのですが、宮内庁は認めていないとのこと。この対応には違和感を感じますね。南東側に接した越塚御門古墳は、大田皇女の墓の可能性が高いとのことで、天智天皇の母、妹、娘の陵墓が揃っており、飛鳥を見おろす高台で安らかにお眠りになられることをお祈りいたします。