仙台藩白石出身の洵が贈る、食の課題解決。
名前 |
納豆博士半澤洵生誕の地 |
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ジャンル |
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住所 |
〒003-0011 北海道札幌市白石区中央1条5丁目4−36 |
HP |
https://www.city.sapporo.jp/shiroishi/shokai/history/rekishirube/documents/reki50_51.pdf |
評価 |
3.0 |
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仙台藩白石出身を親にもつ洵には、自らの食生活と関連した課題を大切にした。納豆は東北の代表的な食べ物だが、ワラに含まれるナットウ菌を使い、勘と経験で作られてきた納豆製造法は不安定で衛生面でも問題があるものだった。この問題に着目した洵は、ナットウ菌の抽出培養に成功し、温度と湿度のバランスによる安定したナットウ菌の純粋培養法を考案したのである。この科学的で衛生的な半澤式改良納豆製造法を広めるため、業者一人ひとりに丁寧に指導し、北大を定年退職するまで 26 年間にわたって指導を続けた。わが国の納豆製造法は現在この方法で行われている。以来、納豆博士と呼ばれ、納豆研究だけが注目されたが、洵の工業微生物の研究は外国では著名であった。