ブラックバスの宝庫、歴史が息づく池。
この池は慶安四年(1651)に築造されました。もともとここは弥光井(いこい)神社の地です。その名に「井」の文字があることからわかるように湧水の地で、愛媛の国御魂神である愛比売命(女神)が祭祀されていました。ここは水不足に苦しむ土地なので、この湧水の地は住民にとって大変貴重かつ神聖視され神社が建立されたのでしょう。googlemapで確認するとわかりますが、ここらへんはため池ばかりです。今は井戸跡に弥光井神社の碑が建つばかりで、弥光井神社そのものはこの池のすぐ下にある伊豫神社に合祀されています。ちなみに愛媛の古名の伊予は、この弥光井が語源であるという説もあります。愛媛の古代史にとって重要な地のひとつと言えるのではないでしょうか。ちなみにこの池からの眺望は良く、興居島がよく見えます。行道山も間近に見え、伊豫神社の森はすぐ下になります。鴨もたくさん居ます。
名前 |
郷ノ下池 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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ブラックバスの宝庫。