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名前 |
鳳耘庵 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
境内の掲示によると――鳳耘庵 所在 丹原町大字德出本尊 薬師如来(道前新四国八十五番札所)由緒 寛延の頃松山藩代官が河之内巡視のとき、荒れはて廃屋をのぞき、おそれ多い、代官所に安置して衆生済度をお願いしようと本尊を駕籠にお乗せて代官所へお迎えし、朝タ丁寧におつかえしました。ところが或夜、代官の夢枕に立った御仏は「われは衆生の中にあって済度するを本義とす、願わくば衆生の中に還せよ」と。我に帰った代官様は。何程代官と云えば誰れでもが気易く出入り出来る所でない自由参拝の出来る庵を探そうと決意されました。この事を知った亀田屋の主人は村人と相談、開拓まだ日の浅い徳田の氏仏としてお迎えしたいと代官に所に願い出ました。代官は村人の勢威を汲み取り祭祀料として田地八畝歩をつけてお下げ渡しになりました。爾来村人の尊信篤く三年に一度の開扉土砂加持に又は毎朝の茶花の供えに今尚奉仕が続けられています昭和五十七年十丹原町文化協会。