明治から続く阿波デコの魅力。
徳島市天狗久資料館の特徴
明治から昭和にかけて活躍したデコ人形制作者、初代吉岡久吉の資料があります。
阿波デコの制作には鯨の髭を使い、特有の表情変化が楽しめます。
天狗久と宇野千代の対談内容が石碑に彫られ、歴史を深く知れる場所です。
古い建物が好きですから拝見させて貰いました。玄関だけですけど昔の雰囲気をちょんと感じました。
天狗久資料館は私の家の近くです、明治、大正、昭和の時代に活躍しましたデコ人形制作者です、何代続きましたのかはわすれましたが、初代天狗久は吉岡久吉です、一人で千体もの頭を制作しました阿波デコ制作者の名人です、当時には庶民の娯楽のない時代でしたから、デコ回し一座が県内いちえんにありありまして、立派な座も沢山あったと聞きます、発祥地は淡路とききました、私が子供のころは、各家庭に箱回しという箱に人形を入れて来てデコ回しをするのです、今、思うと箱には八体くらいの人形が入っておりまして人形使いが二人と堤を打つのが一人いました、文句を喋りながら堤に合わせて踊りをするのが恒例行事でして、新年のおめでたを祝い、厄払いもする行事だったのでしょう、子供ながらに夜叉に変わる顔の変化は恐いものがありましたね、デコの頭には様々な変化の表情ができたます仕掛けがありまして、なかなか人形をあっかうのは難しいのです、表情をかえるのは頭の中に鯨の髭を使いまして、そのハネ上がりを利用しています、この鯨の髭は今は手にいらないそうです、阿波デコは文楽の人形と比べると頭が一回り大きいのが特徴です、天狗久と宇野千代さんの対談の中で天狗久がいいますには千体も制作しまして、神が私に彫らしたのは二体くらいだと言うております、その時は神の世界に入りきりまして制作出来たといいますから、名人にして最高級品をつくるのは難しいものがわかります、この対談内容は近くの地蔵堂のとなりの石碑に彫られています、私には文楽の人形師の大江巳之助さんとのお付き合いを生前させて頂きました、鳴門の工房で制作されていましたが、私も様々な方とお付き合いさせて頂きましたが、最高の人格者でした、またの機会に記載いたします。
名前 |
徳島市天狗久資料館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
088-643-2231 |
住所 |
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HP |
https://www.city.tokushima.tokushima.jp/smph/shisetsu/bunka_art/tenguhisa/index.html |
評価 |
3.9 |
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映像を見ることができて、質問に説明してくださってとてもよかったです。