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名前 |
阿弥陀寺 鐘楼 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
落ち着いたいい音のする鐘です。説明書きの写し。銅造六葉鐘。建久8年(1197年)造立の鉄宝塔の銘文中に「鐘楼六葉鐘一口、竪三尺、口一尺八寸」とあるが、その梵鐘は失われてしまった。今の鐘は、昭和28年(1953年)阿弥陀寺が東大寺別院となったのを記念して、昭和33年(1958年)重源上人ゆかりの東大寺六葉鐘を模造して東大寺より寄贈されたものである。説明書きを読んだのち、いろいろ調べてみると。六葉鐘とは六葉蓮弁の梵鐘。駒の爪(梵鐘の一番下)に6つの切り込みが入っている鐘。この形の鐘は、日本に2つしかないそうです。・1つ目建久7年(1196年)東大寺の俊乗房重源上人が作り、笠置寺(京都府)の解脱上人(貞慶じょうけい上人)に寄進したもの。現存しています。・2つ目阿弥陀寺の鐘。今の鐘は東大寺の鐘を模造したものと説明書きにはあるけれど、「笠置寺の解脱鐘」そっくりに作ったものなんでしょうね。建久7年(1196年)重源上人は同じような六葉鐘を2つ作り、1つを笠置寺に、もう1つを阿弥陀寺に寄進したという解釈でいいのかな?