ハンセン病の歴史を感じる散歩道。
国立療養所多磨全生園の特徴
ハンセン病にまつわる歴史を直視できる場所です。
昭和初期の街並みを体感できる静かな園内が魅力です。
ハンセン病資料館で深い学びを得ることができます。
日本人として是非知っておくべきことです。施設は広いですし、周囲の景色も堪能して下さい。
東京都東村山市。ハンセン病患者の人たちの療養施設です。1909年に設立された公立療養所が前身で、それ以降100年以上にわたって多くの患者たちがこの地で暮らしました。ハンセン病への社会的な差別は根強く、国も差別的政策を強行し、多くの患者を強制的に療養所に隔離し、筆舌に尽くしがたい苦しみを与えました。戦後も医学的には否定されているにも関わらず隔離政策がとられ、それは患者たちの闘いの末に1996年に廃止されるまで続きました。現在の療養所は地域に開放され、ゆったりとした長閑な場所になっています。しかし、敷地内にはかつての患者たちの生活の名残があり、患者の方々が暮らす住居もあります。患者の人たちは隔離政策の廃止後もここに留まった人が多いのです。悲しくて暗い歴史は決して過去のものではないということを思い知らされます。木々が生い茂る静かな場所で人間の尊厳とは何か考えさせられました。
虹波も使用されてきた過去があるようです。背中の赤いセアカゴケグモのような大きな蜘蛛が沢山居ました。ここにかつて建っていたんだと考えると今は存在していない建造物であっても異空間でした。資料館でアンケートに答え、記念品を頂けました。
納骨堂にお参りさせて頂きました。資料館には3時間いましたが見切れないほど展示の内容が濃くて、時間が足りませんでした。大変勉強になりました。考えさせられます。
8月の夕方、国立ハンセン病資料館を見学後、少し敷地内を歩かせていただきました。人影はほとんどなく、熱波とセミの音が強く印象に残りました。なお、居住棟敷地内や禁止とされた場所には立ち入っておりません。また、居住棟をクローズアップした写真は一切撮影しておりません。この多磨全生園では、2024年5月1日現在99名の元患者さんが生活していらっしゃるとのことです(出典:資料館内パネル解説)。かつて、患者さんたちは世間との接触を断たれ、国の主導で全国の療養所に絶対・終生隔離を強いられました。各療養所でのコミュニティだけが、人生のすべてになってしまったのです。1947年にはハンセン病を治すことができる初めての薬が登場。しかし、病気から回復してもなお、療養所に入れ続けることを定めた「らい予防法」が廃止されたのは、平成の世の1996年です。ぞっとします。敷地内を少し歩いたくらいで、元患者さんやそのご家族の方に寄り添える術もなく、無力感に襲われそうです。この様な歴史の上に、今日の私たちの生活が成り立っている訳ですが、この歴史と反省が、新型コロナの騒ぎ(初動)で生かせなかった点は、私たち共通の認識として継承していく必要があると思います。
現在立ち入りは自粛して欲しいとのこと。
かつてはハンセン病の患者を収容する名目で隔離された歴史を持つ場所ではあり、特効薬が開発され普及するまでは不治の病として扱われたこの病を藁をもすがる想いで入所したり、半ば強制的に入れられた入所者達が血を滲む想いをしながら逞しく生きていた場所でもある。戦後は長きに渡り患者たちが自由のための運動を展開していき、1996年に隔離の根拠になっていた『らい予防法』が廃止され、2002年に時の政府が控訴を断念したことで、ようやく国が責任を認める形で決着し平穏な日々を手に入れることができるようになった(今となっては碌でもないと評されている小泉政権では唯一の英断とも言われている)。施設内は元入所者の生活圏になっているがため居住区以外であれば誰でも入ることは可能。元が隔離政策の施設であることを後世に伝えるためか、中には資料館や案内板が設置されている。10年近く不定期に訪れているが入所者の平均年齢も85を既に超え入所者数もかつて多い時で3000人超えていたが今は居住者も100人程となり、次第にその役割を終えようとしている。一部施設が取り壊され広場に整備されたりと今後この場所がどのような場となるか気になるところである。
砂の器により、ハンセン病という病気があることを初めて知りました。現代の若い世代には馴染みのない病で、調べないとなかなか知る機会はないけれど、知れば知るほど悲しみと衝撃に心が締め付けられます。その知識を持ってこの地に踏み入れた時、涙が溢れ出てきました。ハンセン病資料館をじっくりと拝観した後で全生園を歩いて回り、当時の患者の生活に想いを馳せる事をお勧めします。
広い、本当に。緑に溢れている。
| 名前 |
国立療養所多磨全生園 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
042-395-1101 |
| HP |
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/hansen/zenshoen/ |
| 評価 |
4.7 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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療養所ではありますが入所者の方の迷惑にならないよう心がけていれば、園内を(ほぼ)自由に散策できます。ハンセン病資料館と併せ、何かと勉強にもなるところです。日本人として、一度は訪れておきたいところでもあります。