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名前 |
地蔵菩薩堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
入口には大師象と多数の石仏がある。30段程の石段を登ると、風雨により半ば朽ちたお堂がある。お堂は、笠松四国第24番(虚空蔵菩薩)、笠松四国25番(地蔵菩薩)の霊場札所となっている。須弥壇には、風化した三体の木彫りの仏象が安置されており、右が虚空蔵菩薩、左が地蔵菩薩、中心は弘法大師であろう。お堂の左手や裏手には古第三紀層の砂層泥岩互層の岩塊が積み重なっており、泥岩部分には梵字が刻まれている。斜面崩壊によって岩塊が積み重なったのであろう、このような場所に、なぜ、霊場札所が置かれたのだろうか。なお、笠松とは、明治22年(1889)に、四郎丸、倉久など5村が合併して誕生した村名。現在は宮若市となる。なお、お堂の対岸には昭和30年代(?)まで炭鉱があり、鉄道軌道が敷かれていた。