月ノ輪墓地の五輪塔、歴史の静謐。
名前 |
竹谷松平四代五輪塔 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
HP |
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/cultural-property/501401 |
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ

竹ノ谷松平家四代の五輪塔は、月ノ輪墓地内にあります。この墓地は塩津中学校のグランドに沿った小道か、県道383号線沿いアパート横の小道から登って行きます。分かりにくいところにあります。竹ノ谷松平家四代とは始祖の氏家、守親、親善、清善です。氏家は松平家第三代の信光の長男です。本家松平は信光の次男、親忠が継ぐことになります。そしてその第九代目が元康、つまり徳川家康です。中央の石碑には、右から初代、二代、三代、四代と記されているそうです。竹ノ谷第五代清宗、第六代家清は、家康の関東移封に伴い、武蔵国児玉郡八幡山に1万石の所領を与えられます。(「この国替えの途上で正室・天桂院が産気づいて女児を出産したものの、間も無く亡くなっている」Wikipedia、天桂院を弔ったのが、蒲郡にある天桂院です)この五輪塔から竹ノ谷城址が見下ろせます。そんな時間が重なり合った、歴史のバームクーヘンみたいな場所です…。