月出の中央構造線、坂道の先に。
月出露頭(中央構造線)の特徴
国指定天然記念物月出の中央構造線がある貴重な景観地です。
駐車場から500m降る必要がありますが、絶景が待っています。
厳しい坂道を下る疲労を超えた先に感動の景色が広がります。
脇道に逸れてから、大丈夫か?と思うような道を走りますが露頭部から5分くらいの場所まで車やバイクで行けます あらためて詳しい人に教えてもらいたいと思いました。
国指定天然記念物「月出の中央構造線」場所的には地質学を代表する重要な場所とは思いますが、行くのは、なかなか難易度が高い。私の場合、国道から月出川沿いに軽自動車で登り、月出集落で駐車。そこから自転車でおよそ300mアップぐらいで、細い道を登っていけば、路頭の入り口に到着しましました。そこから何分か歩いて行くと路頭の現場に辿り着きました。細い道といってもちゃんと舗装されており、二輪車であればなんら問題はありません。4輪車でも対向車が来なければさほど問題な道でもありません。問題の場合は、対向車が来た場合に対面通行できるスペースがある場所までどちらかがバックしなければいけない場合だけです。中央構造線とは、九州から信州にかけて日本列島を南北に分断する列島最大級の断層のこと。路頭は、斜めに線に向かって上部の部分が、「内帯」という列島北側の地質で花崗岩。向かって下部の部分が「が痛い」という列島南部の地質で結晶片岩となっています。これを見るためだけのためにレンタカーを借りてやってきましたが、実際にみるとこんなもんか、という感じではあるものの、まさに列島の南北に分断するまさにその境目ではあるので、感慨深いものがありました。月出集落を越えると害獣侵入防止用のゲートがあり、そのゲートを開けて閉めて、という作業が必要。路頭の入り口からは急坂を歩いて下りました。自転車で下ってもよかったのですが、30%以上ぐらいの急坂なので、歩いたほうが無難です。
駐車場から約500m下りますが、帰りの登りがキツイです。下り口に杖が置かれているので、持って行った方がいいです。
結構な坂道を降りていくので大変ですが 一見の価値あり。土砂が堆積していてパンフレットのようにはくっきりと境目が見えませんでした。日が暮れるまでに帰らないと危険です。車中からですが鹿に遭遇しました。
名前 |
月出露頭(中央構造線) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/rekishi/kenshi/asp/hakken2/detail.asp?record=393 |
評価 |
4.0 |
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飯高町月出の集落を抜けて行きました。「飯高北奥線」という名前が付いています。山道に入る場所に獣害防止の柵があるので自分で開けて通ります。(開けたら閉める)登山に利用する人も多いのか道も荒れていなく少し道幅は狭いですが普通車でも大丈夫です。露頭の見学者用の駐車場に停めて坂道を降りていきますが約10分ぐらいで到着します。木々が生い茂って見えにくいかと思いましたが大丈夫でした。帰りは急登を登りますがこちらの方が少し大変でした。※訪れる方は露頭の端にある東屋(あずまや)を覗いてください。ココの露頭のパンフレットがふた付きの箱に入って置いているらしいです。私は気付かず後から知りました。