別寒辺牛湿原、カヌーと自然の調和。
別寒辺牛湿原の特徴
別寒辺牛湿原はタンチョウの生息地で、野鳥観察も楽しめます。
国道44号線を走り抜ける湿原の美しい風景が広がっています。
厚岸町から車で10分のアクセス良好なカヌーツアー拠点です。
このポイントは、別寒辺牛湿原を代表する場所ではありませんし、タンチョウの生息地であることから“野鳥の会の所有地”となっております。別寒辺牛湿原であることにはかわりはありませんが、別寒辺牛川の支流、大別川の湿原です。このGoogleMapでここを目指す方が多くいらっしゃいますが、私有地で入ることは出来ませんし、ルートがゴミ処理場の敷地になっており大変危険な目に遭います。道もなければ徒歩、胴長でも行ける場所でもありませんのでご注意下さい。
厚岸の市街地から東側に延びる国道44号線やJR花咲線は別寒辺牛川沿いを通り、湿原の中を走り抜ける良景ルートよくこの湿地帯に路線を通したな~と思うほど道路や線路の左右はすぐ湿原です。
釧路から根室まで走る花咲線に乗って眺めた車窓です。釧路からは釧路湿原の真ん中を走る釧網本線も走っていますが、釧路湿原は原っぱと言う感じで「湿原」というほどのべちゃべちゃして湿った印象は受けませんでした。草原と水たまりがあっていかにも湿原と言った感じはこちらの別寒辺牛湿原の方が感じることができます。また、こちらの花咲線の方が湿原が近くまで迫ってくるので車窓はおもしろいです。
晩秋の早朝5時、厚岸の町から車で10分のカヌー中間点駅からカヌーくだり。この日の天候は快晴・無風というベストコンディション。終着の水鳥観察館まで約2時間かけてゆっくりと楽しみました。湿原の中の川をくだるため、両脇は終始葦が茂っています。無風のため水面は波も立たずに、青空と湿原を映し出す鏡のよう◎聞こえるのは水を掻くオールの音と水鳥の声だけ。まるで現実とは違う別世界に迷い込んでるかのような錯覚に陥ってしまいます。ここは湿原の中を花咲線という鉄道が走っています。タイミングが良ければ、湿原の中を駆け抜ける電車が見られますよ。ここはなんでも、千と千尋の神隠しの電車のシーンのモデルになったのだとか、、あの神秘的な世界はここだったのか〜、と納得してしまいました。ちょうどオオハクチョウが飛来している時季なので、羽を休めるオオハクチョウの群れも見られました◎アウトドア派じゃない人も、この魅力の虜になると思う。贅沢なひとときに感謝◎
名前 |
別寒辺牛湿原 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.7 |
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カヌーツアーを申し込みました。あいにく曇っていたので楽しめないかと思いましたが、そんなことは全くなかったです。ガイドさんの説明がわかりやすく興味深い内容でした。とても静かで、聞こえてくるのは鳥の声、たまに来る花咲線の音、鹿が水に飛び込む音…。たくさん心に栄養もらってきました!湿原なので、虫に注意。少しの隙間でも、蚊は狙ってきますので、そこだけ気をつけましょう。