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名前 |
痢病尊神 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
今から250年程昔、当時の村の名主であった宇佐美家の老母が重病を患い、一家は夜を徹して観音経を唱えたといいます。すると真夜中に天女が現れ「その病苦を救う」と告げ、養国院の方角へ消えてしまったそうです。その後母君の病は全快し、宇佐美氏は感謝の記しに堂宇を建て「痢病尊」をお祀りしたということです。以前伊勢原市田中周辺の矢倉沢往還を散策している時に、伊勢原高校近くで「痢病尊神」と記された石塔を見かけました。当時はここの存在を知らなかったために謎でしたが、調べてみたところ、こちらに祀られている神様ということで、今回改めてお参りさせて頂きました。250年程前というと将軍綱吉も麻疹で亡くなっています。坪ノ内には往還が通り、大山詣でなどで多くの人々が集まっていたでしょうから、疫病に対する意識も高かったのでしょうね。