歴史感じる足長神社の拝殿。
足長神社 拝殿の特徴
歴史ある建物と見応えある拝殿が魅力です。
1842年に造営された拝殿に特別な価値を感じます。
諏訪大社の祭神に関連する文化的背景がございます。
18世紀江戸後期の建立のようです。
「諏訪大社」祭神「建御名方命(たけみなかたのかみ)」に随従した「アシナヅチ」(「古事記」では「足名椎命」「日本書紀」では「脚摩乳命」)を祭神とする「足長神社」の「拝殿」は、1842(天保13)年「大隅流 矢崎専司」らによって造営され、1998(昭和63)年「諏訪市指定有形文化財」に指定されたという。建物の棟に平行な方向の「桁行(けたゆき)」が「一間(いっけん/ひとま)」(建物の柱と柱の間が一つであること)、建物の短手方向の「梁間(はりま)」が「二間(ふたま)」(柱と柱との間が二つあること)で、屋根を棟から両側へ葺き下ろして両端を棟と直角にきった「切妻造(きりづまづくり)」、屋根の斜面に取り付けた三角形で狐格子をはめ込んだ破風の「正面千鳥破風(ちどりはふ)」、軒の一部に造られた中央部が弓形で左右両端が反り返った曲線状の破風の「正面軒唐破風(のきからはふ)」で、三方に縁板を敷居と直角方向に張った縁の形式の一つで濡縁に用いられる「切目縁(きりめえん)」をまわし、架木の端に宝珠形の覆いをかぶせた柱を立てた「擬宝珠高欄(ぎぼうしゅ/ぎぼうし/ぎぼし こうらん)」をつけた社殿だ。貫や台輪などが柱から突き出している部分「木鼻(きばな)」に唐獅子、天井と鴨居の間の開口部「欄間(らんま)」に龍・鷹・鶴、神社などで縁を仕切る板戸や板壁「脇障子(わきしょうじ)」に麒麟・鳳凰、板を平らに張った「内部扉の両脇羽目(はめ)」に龍など、各所に彫刻を施している。
名前 |
足長神社 拝殿 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ

ご神職は常駐しておりませんが、歴史ある建物で、見応えあります。車は裏の公園に置きますが、いったん一の鳥居まで下りるのはけっこう大変です。本来の参拝をする方は、足元や、車道を横切る際にご注意ください。