小山敬三の迫力、懐古園で体感!
小諸市立小山敬三美術館の特徴
地元巨匠・小山敬三の作品が充実し、圧倒的な迫力です。
村野藤吾設計の美術館で、可愛らしさと洗練されたデザインが魅力的です。
懐古園内に位置し、訪れると天然の要害や庭園も楽しめます。
懐古園の中にあります。私はここに来るまで小山敬三という画家のことは全く知りませんでしたが、美術館で絵を見た瞬間に「これは印象派だ」と感じました。しかし画家の描く作品は単なるフランスの印象派の模倣ではなく、パンフレットにあるように「日本の風景を精神性の高い骨太な作風で描」いたものだと感じました。それにしても展示室の床は平らではなく傾いていたのにはちょっと驚きました。これは地形の制約によるものでしょうか?いや、私はわざとそうしたのだと思います。美術館だけでなく、移築されたアトリエも見ました。その中で私の目を惹いたのはバーカウンターです。大きさからして一人用だと思われますが、一人用のバーカウンターなど始めてみました!画家はここで奥様をバーテンダーに(時には逆に?)お酒を飲んでいたのでしょうか?とても Cool ですね!
美術館の裏にあるのは茅ヶ崎から移設されたアトリエだそうですが、これが元の建物の全てではないそうで、水回りがありません。どんなに大きくお金がかかったお屋敷だったのだろうと思いました。こだわりの調度品や勲章(箱も!)なども見れますが、奥様のお写真がお年を召しても美人すぎてフランス美人はスゴイ!となりました。美術館の方は当日たまたまスケッチ展をしていて、絵のうまい人のスケッチはすごいと見入りました。小山敬三氏は、従兄弟の孫がデーモン閣下というのが個人的にはびっくりポイントでした…(Wikipedia情報)。
🏣長野県小諸市丁221-3🅿️🚗…有ります🚃…小諸駅よりの徒歩5分程※開館時間8時30分~17時入館料は懐古園共通券で(500円)美術館のみで200円~100円※小諸出身の小山敬三画伯の美術館美術館の建設と作品を共に小諸市に寄贈代表作の「浅間山」肖像画、油絵、水彩、デッサン画素晴らしい作品が一度に拝見出来ます。建物は建築家村野藤吾氏の設計によるものだそうです。懐古園の奥まった所に素敵な建物が見られました(美術館に行く道筋も素敵な散策道でした)
村野藤吾設計(建て増し部分を除く)の小さな美術館です。美術館の裏手からの眺めが良いです(小山敬三も描いています)。
お目当ての絵画はありませんでしたが、小ぶりでありますが作品は充実していた印象。紅葉も始まっていて綺麗でした。周りは岩石園、茅ケ崎から移築された彼のアトリエ。建物裏手から千曲川を望む景色は「のどか」の具現化かな?そこそこ懐古園の奥なのですが好きな方にはオススメ。
村野藤吾の建築が長野県には2つあるということで訪れました。もう一つの八ヶ岳美術館(1980)よりも5年も早く竣工しているので、すでに50年弱が経過しているわけですが未だ現役で大事に使われておりありがたいです。亡くなる9年前とは言え、84歳の頃の作品です。同じ年に竣工している新・都ホテルとも違いますし、どちらかと言うと宝塚カトリック教会(1966)や谷村美術館(1983)に近い系譜の建物ですが、同じ作家の中に多様な表現(主任担当者の方にもよったのかもしれませんが…)が見られることに驚きでした。
古い小さな美術館です。展示作品もあまり多くありません。小山敬三が好きな方にはおすすめですが、旅先でどこか美術館を…という方には…。200円なので気軽に寄れますが。11月下旬、隣接の林の紅葉がとても綺麗でした。千曲川を見下ろす立地なので、一部眺めは良いです。
懐古園の共通チケットで入場できました。正直申しまして、小山さんの功績を全くわかっておらず、せっかくだから、、、と寄った美術館でしたが、訪問して良かったです。小山敬三さんの代表作の数々が展示されており、個人的には力強い浅間山に魅了されました。館内入ってすぐにテレビで小山敬三が紹介された時のコーナーの映像をリピートで流してくれており、とても分かりやすかったです。 奥様はフランス人で、小山氏もとても男前。小山氏の絵にもなっている千曲川を見下ろせる景色も大変素晴らしかったです。建物も曲線の使い方が美しく、何となくガウディの建造物を思い出しました。一見の価値有りです。閉じる。
村野藤吾の増築を含めた素晴らしい作品。
名前 |
小諸市立小山敬三美術館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0267-22-3428 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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正直小さい美術館であまり時間もかからないだろうと思っていたが、展示品も多く興味をそそられる絵ばかりで結構時間をかけた。洋画はバルビゾン派が好きだし、国内では東山魁夷が好きなので小山敬三の画も好きになりました。自分好みの場所を見つけられた喜びもあって大満足でした。