歴史の息吹を感じる、吉島家。
吉島家住宅の特徴
造り酒屋の文化を感じる三輪神社の杉玉が目を引く接客スペースです。
建築家ムーアも称賛した、明治40年建造の歴史的な町家です。
スキップフロアを採用した二階の間取りが魅力の伝統建築です。
吉島家は造り酒屋なので酒神を祭る三輪神社の杉玉を入口の軒下にぶら下げているとのこと。この建屋は明治38年の火災後再建したとのこと。国の重要文化財。重厚感がある。落ち着くわー、いくらかかったのだろう?こんな家に住んてみたいわーといった感じ。(2024.7.25)
観光客の多い地区より北に離れ日下部民芸館と隣り合った吉島家。伝統的な柱と梁にモダニズムを見出し、伝統的建築に現代インテリアを調和させた空間を演出している。民芸品との調和を演出する隣の日下部家とは異なる美しさを感じる事が出来る。また吉島家は二階部分の高さをズラしながら階を作っており、この立体的空間も楽しめる。近年はこの旧市街北側にカフェなど出来て散策する楽しみが増えました。
明治40(1907)年に建てられた町家。お金持ちだったことを思わせる部屋数に、拘った柱や梁が特徴の建築。
朝市のついでの気持ちで見に行ったのですが、ここは一見の価値ありです!飛騨の旦那衆の生活や役割なども説明されて当時の背景も想像しながらゆっくり廻れます。昔はレッカーや機械などが無いなか、どのように梁組をしたのか思いをはせるだけでも楽しみです。隔離された茶室や家の中の土蔵など、秘密な会談をされていたかと思うとワクワクしますね。また絵画、書や椅子などモダンアートも配置されており私もお金があれば・・とつい思ってしまいます。
ここほど、デザイン的に優れた商家に未だあった事が無いくらいに感動。黒色の小屋組の架構がハイサイドライトから入ってくる光を浴びて反射する様は迫力があり、構成は違うけど浄土寺浄土堂を思い出しました。外観は低く抑えられた軒先なのにまさか、中にこんな空間が待ち構えているとは?!な展開あそこもずーっと座って眺めていたけど、ここもずーっと眺めていられる。全体的に繊細さと豪胆さが入り混じって絶妙なバランスを保っている。2階のスキップフロアのような構成にもびっくり。道路側の部屋は勾配天井が現れる位に低めに抑えても棟木の方の部屋は天井高もありつつ閾が上がっていくかのように床レベルが上がっていく。使われている材料もいい材料だし、旦那衆の知識と財力と私財を投げ打ってでも地域経済を回す気概はすごい。何より、お金持ちなのに、市井の人嫌われず頼られていたのがすごいな。
素敵な空間で飛騨の豪商の力をまじまじと感じられます。入場料500円の価値あり!
歴史と当時の建築技術を見られましたね~☺️きらびやかさはないのですが、美意識の高さが伺える建物ですね🙂また、篠田桃紅さんの作品も展示されていましたよ🤗
落ち着いてゆっくり見て回れました😄古民家や昔の建築物好きな方には穴場でおすすめです!
重要文化財吉島家住宅。!サンフランシスコのシ- ランチの建築に大いに影響。チャ- ルズム- アが日本建築に感動。!
名前 |
吉島家住宅 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0577-32-0038 |
住所 |
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HP |
http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000002/2000026/2000208.html |
評価 |
4.2 |
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屋敷に入ってすぐ大きな梁が目に留まります。2階の部屋の作りも楽しい。今の季節は井戸端の椅子に座って休憩するのも最高。