小谷城近くの歴史散策。
虎御前山の特徴
小谷城の約500m前に位置し、歴史を感じながらハイキングできる場所です。
各所に展望台が設置されており、美しい田園風景や伊吹山系を一望できます。
幅広い世代が楽しめる運動遊具やベビー用トイレが完備された公園です。
長浜市虎姫にある虎御前山は標高224メートルで直ぐ右前にある小谷山城🏯の攻略のため、小谷山を望む織田信長の最前線の陣城です。位置関係は、虎御前山から見ると左には、山本山、右には、小谷山、その右手には、伊吹山🏔を見る位置にあります。織田信長が何故同盟関係にある浅井氏の居城を攻めることになったか、振り返ります。尾張、美濃の制圧を完成させた信長は、いよいよ畿内平定に乗り出します。尾張、美濃と京都との間に立ちはだかる近江は避けて通ることはできません。当時は守護の六角氏、浅井家の二大勢力がはびこっていました。そこで、有利に戦況を進める為、信長は浅井家に妹を嫁がせ同盟を結びます。六角氏には、家臣への柔軟を進めます。1568年信長は、上洛を果たし畿内を軍事力によって平定し、さらに足利幕府の再建を考えます。将軍の推戴を天下統一の足がかりと考えていた信長は、将軍権力を盾に朝倉義景の上洛を強要しますが、義景は信長の戦略と考え拒否します。これにより、朝倉義景の討伐を行います。元亀争乱と言われています。信長は木の芽を越え、朝倉の一乗谷に臨むとき、同盟の浅井氏の謀叛が発覚します。信長は、近江からは、浅井氏、一乗谷からは朝倉と挟みうちに会うことになります。敦賀の金ヶ崎から秀吉をシンガリとし、朽木を通り京都までいきます。金ヶ崎の退き口と言われてます。京都からは、東山道は通らずに、伊勢経由で岐阜にもどります。反撃を考えていた信長は、1ヶ月後には浅井氏の攻略のため虎御前山に陣城を築いています。その後の姉川の戦いで勝利を収めます。その3年後信長の総攻撃により1573年9月1日浅井家は滅亡します。この時信長の妹は救い出されています。虎御前山は虎姫口から登り口と河毛側からの登り口があります。虎姫側から登ると滝川一益の陣跡があり、虎姫キャンプ場🏕があった場所なので、ほとんど遺構は残ってないと言うことでした。それから堀秀政陣跡、佐久間信盛の陣跡、織田信長の陣跡、羽柴秀吉の陣跡、柴田勝家の陣跡とつづきます。明智光秀は虎御前山ではなく左前にある山脇山に陣地をかまえています。この辺り一帯は数百の古墳群があり、それを使用して陣城を整備しています。信長や秀吉の陣跡のまわりには、犬走りと言われる帯曲輪や、竪堀、横堀など綺麗に残っています。東西の斜面は切岸の跡があり急な斜面になってます。また信長の曲輪の入り口には長枡型虎口になってます。信長の陣跡には、信長の馬場跡があります。秀吉の陣跡は特徴的なのは、三角曲輪があり、三角の先は、もちろん小谷城を向いて臨戦体制になっています。また小谷城🏯側には、土塁があります。また帯曲輪の一部には、かざし堀と言い、大きな穴が掘られいます。これは畦堀の様なものなのか、三日月堀のようなものだと思います。秀吉は三木城🏯攻めの最前線の陣跡には、周り全面土塁を同じように築いています。アクセスは、JR北陸線虎姫駅🚉から徒歩15分でいけます。虎姫駅の次の駅の河毛駅からも登山口がありますので、歩いて15分でいけます。河毛駅東口から正面、左側は山脇山、中央は小谷山、右手は伊吹山が見える素晴らしい場所にあります。
河毛駅を出発して北側登山口から登りました。名のある武将達の陣跡が続き、山頂229mに織田信長の陣跡があります。さらに南に進んでいくと展望台があり伊吹山や琵琶湖を望める手軽なハイキングコース。南麓登山口から少し歩けば虎姫駅です。
虎姫伝説の桃酢谷の泉を探してみました。田んぼの地名に“桃酢”を発見。この辺りだったのかなあと、楽しく妄想させてもらいました。
ハイキングにちょうどいい。下の公園に車は無料で停めさせてもらえて、トイレもある。同じ道を行って帰るだけです。ゆっくり行って往復2.5時間程度でした。
子供が楽しめる遊具もあり、大人も楽しめる運動遊具があり、ベビーのオムツがえのついたトイレもあり、駐車場も広い公園です。
名前 |
虎御前山 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.5 |
周辺のオススメ

☆標高約230mの独立丘陵、北側は急斜面で防御力あり目の前に浅井氏の居城「小谷城」まで約500m、南に向かってなだらかに尾根が延び尾根筋にハイキングコース、整備されて歩きやすい遊歩道👣途中に展望台もあり四方が開けていて、東に伊吹山系、西に琵琶湖、周りは田園風景が広がってます、駐車場は南側の虎御前山公園/多目的広場前に無料駐車場🚗☆山全体が「虎御前山城址」u003d織田信長の陣城、天正元年(1582年)の小谷城攻城戦の最前線、城代は木下藤吉郎秀吉、尾根筋に織田軍武将の陣地跡の案内あり順番に見ていくのも楽しい❗️小谷城に一番近い北尾根に城代/木下藤吉郎秀吉の陣地、その西に並んで柴田勝家、最高所に本陣/織田信長陣地、本陣背後を守るのは信長の覚えめでたい堀久太郎秀政、南に向かい滝川一益、丹羽長秀、蜂屋頼隆、多賀貞能と続いてあります👀