香春岳の銅でつくる御神鏡。
清祀殿の特徴
古代宇佐八幡宮に奉納された宝鏡の製錬鋳造の地です。
香春岳で採掘された銅を用いた御神鏡の歴史が息づいています。
北部九州を一望できる香春岳の国見の絶景スポットです。
「清祀殿遺跡」とあって、現存する社殿は清祀殿そのものではないらしい。元は宇佐放生会に奉納する銅鏡を製造する工場で、一面土間であったという。豊比咩社(古宮八幡宮)に附属する施設にしては離れており、でも車で移動するには近く駐車場もない微妙な位置にあるのは、銅を採掘した神間歩の近くに設置する必要があったのであろう。田川に在すだけに、神紋は鷹羽。高木神、英彦山との繋がりを彷彿とさせる。この違い鷹羽は、阿蘇氏の家紋でもあったような。
香春岳は本当に北部九州が一望できる国見の場所ですね。古代より栄えていたことが偲ばれますね。
香春岳で採掘された銅はこの辺で御神鏡として鋳造され宇佐に奉納された。御祭神天照大神当時の人々が汗を流す姿が目に浮かびそうだ。ここまで来ると代表的な当時の坑道跡になるのだろう神間歩まで近い。
名前 |
清祀殿 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
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古代に宇佐八幡宮に奉納された宝鏡を製錬鋳造したところ。