九郎房の美しき器、雪白の世界。
ちょっと前に買ったマグカップの、雪のような真っ白な釉薬と、かいらぎ(釉薬が縮れることによって生まれる模様)の景色が気に入って、工房にお電話をして訪問し、お皿2枚と抹茶茶碗を1点購入しました。以前から、野点用のお点前セットに入る小さな抹茶茶碗を探していて、ぴったりの抹茶茶碗が見つかり、大満足でした。(^ ^)ハンドメイドマーケット、Creema(クリーマ)でも、ネット販売されています。
名前 |
萩焼 九郎房 |
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ジャンル |
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電話番号 |
090-4575-4896 |
住所 |
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評価 |
5.0 |
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山口市のお土産屋にて一目惚れした器が九郎房の藤本先生の作品でした。この方に会いたい。すぐにそのまま萩市の山奥の九郎房に車で走りました。工場は飾り気のない場所で、いきなり来た私を藤本敏夫先生は笑いながら温かく迎え入れてくれました。時代遅れと不器用 をモットーにしている先生ですが、焼物への思いはとても素晴らしく、不器用だからこそ、かけがえのない器ができるのかなと感じました。「山奥の誰も来ない工場で一人で静かに作ってるよ!ここの山はとても静かでしょ!」と穏やかに笑いながら話してくれましたが、先生の白萩はとても透き通るような、見てて吸い込まれるような白さを保ち、実際に使用したら器が産声をあげたかのように脈を打つように貫入が浮き出てきたり、薄くなったり、この器生きてるの?と細かに表情の変化がとてもかわいいです。焼物作り続けて40年、先生の温厚な性格がそのまま焼物に伝わってきました。