烈女伝説の山、お菊松へ。
お菊松の特徴
お菊松は烈女伝説が息づく、歴史深い山です。
頂上にはお菊松、烈女菊姿見の遺跡という石碑があります。
平坦な砂利道や歩きやすい山道が魅力の散策スポットです。
今から91年前の今日、昭和4年10月27日の日曜日、宮本先生は、田尻村の田尻尋常高等小学校の五年生の教え子たちとの約束で、ここお菊松へ登りました。そして、私は、91年後の同じ日、同じ日曜日に、宮本先生と教え子たちが歩いたであろう同じルートでお菊松に登り、山頂に立ち、大阪湾や淡路島、きっとこんな風であったろう、91年前の嘉祥寺や吉見ノ里の田園風景を思い起こしながら眺めています。教え子たちの中には、きっとスミちゃんや孫くん、古林さん、沢野さんもいたはず。子供たちの楽しそうに弁当を食べる様子や笑い声、孫くんが歩き疲れた女の子たちを優しく元気づける様子が目に浮かびます。お菊松山頂からは、宮本先生が赴任された現在の田尻町立田尻小学校や教え子たちをよく写生に連れて行った船岡山も見えます。今日のお菊松は、一点の雲もない青空!旅する巨人 若き日の「宮本常一」のお菊松での思い出です。P.S.宮本先生のいる教員住宅に子供たちが集まり、新家経由でお菊松へ登っています。お菊松を後にした宮本先生は、歩き疲れた子供たちを金熊寺で休ませています。その後、牧野をとおり、一丘(ママ)神社でさらに休んで吉見ノ里へ戻っています。この時代の樫井川は、飛び石か木造の橋で渡ったのだと思います。そして、子供たちみんな着物に(当時は)草履だったかもしれません。船岡山からもお菊松が見えます。この頃のお菊松は、はげ山だったのでは?とご年配の方に教えてもらいました。スミちゃんことスミ子さんの墓前からもお菊松が見えます。スミ子さんにお会いして、当時の宮本先生のことや孫くんのことを直接、お伺いしたかったです。宮本先生が教え子たちを写生に連れていった「船岡山」もご覧いただければ嬉しいです。ところで、大阪湾とは反対側、和歌山側は紀伊山地の山並みが広がってますが「海」も見えるのです。毎日のようにお菊松に登っている方でさえ、このことに気づいていらっしゃいませんでした。宮本先生はこの「海」を見ていたか? 気になるところです。「主流になるな、傍流であれ! 多くの者が見残したものの中にこそ大切なものがある。決して急ぐ必要はない。」運が良ければ、そのわずかに見える海に船も見えます。四季を通して一年間、4日に1回の頻度でお菊山に登りました。ほとんどは、泉南市立青少年の森側からのルートです。途中まで自転車で登板、登山口から歩きです。青少年の森前から自転車で登板し始めると登山口までは無着地で漕ぎきって登りきるのが、自分自身に課した鉄則です。年間で4~5回後輪がパンクしました。雪の日もありました。台風一過後は枝葉が散乱してました。春先は木々からぶら下る無数の蓑虫に悩まされました。猛暑の日の登板は体力を消耗しました。極寒の日は耳と手の感覚がなくなりそうでした…
つっかけ🩴ばきで訪れた為、途中で断念次回は👟履き、登るぞ!!景気はとても良いです。
お菊山の頂には「お菊松、烈女菊姿見の遺跡」と彫られた石碑があり、烈女伝説の山として知られています。お菊とは豊臣秀次の娘であり、大坂夏の陣で豊臣方についた夫のために密使を引き受け、大坂城までの道中、男装しようと髪を切り落としそれを松の木の根元に埋めたとされています。それがこのお菊松です。お菊は徳川方に捕われの身となり、自ら死を望み紀州南穂村の河原において処刑されたといわれています。お菊松があるお菊山からの景色は絶景で初心者の方でも気軽に登れる山なのでオススメです。
案内の標識がたくさんあって迷うことがなかった。道のいたるところに丸太を切って休憩ができるように設置させれている。樹木にも名前の書いたプレートがつけてくれていたり、いろいろ整備をされていて、すごく感心した。お菊松へ行くまでに見晴台からの展望もいいし、お菊松の所もさらに見晴らしがよかった。サックと登れていい所です。泉南市市民の里グランドから目的地までゆっくり上っても40分くらい。2022.11.28 再訪*時半頃出発したがその頃はひんやりしていたが、到着したころには温かくなっていて、汗ばむほどだった。天候も良く気持ちいい日和だった。
紀州山口村にいたお菊さんが、豊臣方で大阪城居た旦那さんに、当時紀州の浅野家が徳川方として大阪城に攻め上る情報を知ったので、必死に街道でない道を進み、この納経山で髪を切り、男装して大阪城にけなげに行ったそうです。その歴史をここに刻んでいます。
楽しかった〜急な坂もなく、車も通れる平坦な砂利道をお散歩して、ちょっと岩肌を登り、また歩きやすい山道を歩くと、素晴らしい景色の待つ山頂へ。割と高齢の方も来られていました。車道を歩いていると私たちだけだったのに、山頂に着くと2名の先客が。そして時間をおいてパラパラと登って来られる。さんよくご存知なのですね。山頂にはトイレ・売店はないので、トイレは「紀泉わいわい村か、車道のグランド近くで先に行って下さい。駐車場🅿️はわいわい村か川沿いの駐車場へ。この日、私たちは、梵天山展望台を目指して家を出たのですが、登り口が分からず、登り口近くであろうわいわい村を訪ねた。すると「台風や大雨やイノシシで道は崩れていて登りづらい」とのこと。それでも何日か前には女性6人組みが登ってみたけど、道に迷って警察が出動したらしい。そこですぐ近くのお菊松山のことを教えてもらい登ることとなった。「絶対登った道を引き返して下さい。違う道を歩くと駐車場に戻って来ませんよ」と言われたのでどんなに険しいのかと思ったけど、確かに違う方向へ車道を行ったり、違う山道を行っても駐車場へは帰って来ないのでご注意を。
名前 |
お菊松 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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以前は良く散策に来ていましたけど、堀河ダム周辺の道路が土砂崩れ通行止めの関係と和歌山仕事の都合で長らくご無沙汰だったので来ましたが、時間の都合で出入り口付近に留まりました…。次回に行きます。